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2008年4月17日 (木)

斑鳩三塔

Photo 左は法隆寺金堂の2層部分の隅の部分です。控柱の龍を撮ったつもりだったのですが、欄干の部分の塗装がどうもウソくさい色になっています。わざわざ古色にしているといえばそうですが、その部分だけ新品に作り直しているようにも見えます。

ところが、法輪寺三重塔、法起寺三重塔と見ていくと、その二塔もまた、欄干の部分が同じような色に塗られているのです。

 

 

Photo_6 Photo_7

左が法輪寺、右が法起寺です。法輪寺は再建なので、それほどではないのですが、法起寺は、法隆寺と全く同じ塗装です。

これは一体どういうことなのかわかりません。とくに、法隆寺は金堂・五重塔とも同じようにしていますが、中門はこんな塗装をしていません。他の部材には鳥のフンで白く汚れているままなのに、何故欄干だけ塗装をしたのでしょう。まして、朱ではなく、古色という中途半端な色にしたのでしょう。

全く以てわかりません。誰かその経緯をご存知ならば教えてください。

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建築」カテゴリの記事

コメント

春秋先輩のブログ、本当に楽しみに勉強させていただいておりますが、最近の復元・復原をめぐる問題は特に勉強になりました。

そして、あの塔の色、私はいつも何だかムズ痒い色だなぁと思って見ておりましたが、そうか、どっちつかずの色のためだたのですね。

小生も、一昨年行った時、何だこの色は、と思いました。
入り口のオジサンだか、お坊さんだかに聞いてみましたら、鳩など
の鳥が寄り付きずらい色だということでしたが、どうでしょうか。
一様、文化庁は許可したのでしょう。しばらく振りで訪問すると、変わっていることが多いので驚かされます。

今週末、ぜひ実物を確認しようと思っていましたら急遽出張が延期になってしまいました。
写真だけ見てるとまるでプラモデルにつや消しの塗料を単調に塗ったように見えますね。
少なくとも学生時代に見た法隆寺の欄干はこんな感じではなかったと思いますが・・・。

やっと機会を作って法隆寺をたずねました。
上御堂の釈迦三尊と薬師如来はとてもはっきり拝むことができました。情報ありがとうございました。

欄干の色の違和感ですが、お寺の人に聞いてみました。
いつごろからかはわからないようですが、あの塗料はヘンな匂いを出して鳥などが近づいて汚すのを防ぐためらしいです。
高山奇人さまの言われるとおりなんですね。
一年に一度塗り直しているみたいですよ。

でも中門になぜ塗らないのかはその人もわからないと言っていました。


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