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2008年11月19日 (水)

旧蜂須賀邸

三田の慶應大学の裏にオーストラリア大使館がありますが、そこは、旧蜂須賀邸のあった所で、今はオーストラリア大使館がその敷地を買って大使館としたものです。その敷地にあった蜂須賀邸は、昭和3年、森山松之助の設計で建てられた洋館だったようです。

その建物に嵌っていたステンドグラスがいま、港区郷土資料館にありました。その建物の解体時に外してきたものだそうです。

Photo_2Photo_3 ひとつは、50㎝四方が2枚。これは、天井の明かりとりとして、嵌っていたようです。裏面からみると、鉛線のメッキがはがれ、よごれがかなりひどく残っています。また、天井に平に嵌っていたために、湾曲して、ところどころに、ガラスにひびが入っています。せめてクリーニングすれば、もとのあざやかな色彩が楽しめたのに、また、照明もしっかりと裏面からあてれば、よりあざやかさがでるのに、と残念でなりません。

Photo_4 ガラスはオパールセントグラスと、キャセドラルガラスをうまく使い分け、鉛線も2種類の太さのものを使ってアクセントをつけていますが、残念なことに、ハンダの技術がなっていません。これは、補修でそうなったのか、もともとハンダの技術が未熟だったのかはわかりませんが、鉛線からはみでたり、表面の仕上げがガタガタです。

 

 

 

 

Photo_5 もうひとつ、両開窓に嵌ったステンドグラスがありますが、これは、色ガラスの部分のみ当初で、そのほかは、透明ガラスをいれて、いはば、復原したものです。これも、クリーニングすれば、もっとあざやかになるのに、残念です。

それにしても、建物の取り壊す前によくぞ外して保存してくれました。部分的にでも、残せば、それはそれで、貴重なものとなります。

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