旧土岐邸洋館
旧土岐邸洋館は群馬県沼田市の沼田城跡の沼田公園にあります。建物は大正13年東京都渋谷区に建てられ、平成2年に沼田市に寄贈して、移築しました。木造2階建のドイツ風といわれる洋館ですが、もとは和館が付属していましたが、それは移築されませんでした。

玄関を入った左側の窓に3枚のステンドグラスがはまっています。建具は木製で、一枚のパネルではなく、鉛線でつないでいるのは、菱形の部分のみで、硝子はそれぞれ木製の枠に嵌めてあります。鉛線のハンダは全面にかけられ、丁寧な仕事をしています。この建物は洋館ではありますが、1階に和室があり、2階には上段の間つきの和室もあって、洋風な生活スタイルとは、ちがう生活をしていたようです。
2階のベランダに出る扉に結霜ガラスがはまっていました。今回はその模様がうまく撮れました。結霜ガラスは、明治時代からあった加工法で、どうも日本で作られていたらしいのですが、どこで加工していたのかがわかりません。大正から昭和初期の建物にはよく使われていたようです。日本ではもう作っていないようですが、外国では、ステンドグラス用にグルーチップグラスとして、今でも作っているようです。
外部の玄関や窓にはモルタルで彫刻がほどこされ、装飾を施していますが、内部ではそういった彫刻がなく、すっきりとしたインテリアでした。唯一、階段の手摺の柱に彫刻があるのを見つけました。
今回は最近買った一眼レフカメラを使いこなすために、急遽出かけたのです。というのは、前回の旅行で撮った写真がブレていたのを見て、しょうがなく大枚叩いてカメラを買ったのです。ステンドグラスを撮るのは、やはりコンパクトカメラでは、限界がありました。ステンドグラスを撮るのには、フラッシュが使えないので、どうしても、ISOが高くなる機種でないとうまく撮れないとわかったからでした。
しかし、最近の一眼レフは携帯電話と同じで、機能がいっぱいありすぎて頭の回転がにぶったオジサンには使いこなせません。もっと、経験を積んで、体でおぼえなければなあ。
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