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2014年12月

2014年12月31日 (水)

今年を振り返って(平成26年)その1

 今年も、一年、見て回った所を3回に分けて御紹介します。
2月14日 雪の上野公園

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【上野寛永寺の雪】

2月23日 お茶の水女子大学
 友の退官記念講演で、女子大のキャンパスに潜入でき、さらに、日曜日なのに工事中の附属幼稚園に潜入し、ステンドグラスを撮影成功。

4月27日~29日 京都、大阪、奈良
 京都、大報恩寺(本尊)。京博『南山城の古寺巡礼』。五条楽園を散策。遊女の絵柄のステンドグラスがある建物をさがしましたが、もう取り壊されたようです。

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【五条楽園のある建物の窓】

 奈良、奈良博『鎌倉の仏像』、東大寺ミュージアム、元興寺総合収蔵庫『元興寺の聖徳太子信仰』

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【奈良シルクロード交流館のレストランの窓ごしに】

 大阪、船場あたりを散策。大阪証券取引所ビル、船場ビル、生駒ビルヂング、小川香料ビルのステンドグラスを見学。

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【大阪証券取引所ビル】エッチングとステンドグラス

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【船場ビル】

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【生駒ビル】

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【小川香料ビル】

 大阪、豊中の大阪大学総合学術博物館、大阪教育実践センター実験棟のステンドグラスを見学。

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【大阪大学博物館】

 大阪、大阪市立博物館『山の神仏』、あべのハルカス美術館『開館記念特別展 東大寺』

5月8日 小山市立車屋美術館『小山の仏教美術ー仏像・仏画展ー』

7月5日 仙台、寒河江
 仙台、青葉城、仙台市博物館『奈良・国宝 室生寺の仏たち』・・釈迦如来坐像が半跏趺坐と確認。
 寒河江、本山慈恩寺(ご開帳)。となりの華蔵院の庫裏に模様入りケシガラスを発見。

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【本山慈恩寺】

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【華蔵院庫裏】

8月2日 茨城、千葉
 水海道、水海道風土博物館(坂野家住宅)・・蜀江文ガラスを見学

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【坂野家住宅廊下】

 我孫子、旧村川別荘
 船橋、陸上航空自衛隊習志野駐屯地内にある空挺館(旧馬見所)・・蜀江文ガラスを見学。

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【空挺館蜀江文ガラス】

8月9日~10日 京都、奈良、兵庫
 京都、京都市美術館、長楽館のステンドグラスを見学。大雲院祇園閣。

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【京都市美術館天井】

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【長楽館ドア】

 奈良、奈良博『国宝醍醐寺のすべて』
 兵庫、川西市郷土館、旧平賀家住宅のステンドグラスを見学。

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【旧平賀家住宅ステンドグラス】

 大阪、阪神百貨店『ふれる空海展』

9月6日 山陽路、しまなみ街道
 三原、三原リージョンプラザ『瀬戸内の十字路・三原の仏像展』。
 フェリーで、生口島へ、耕三寺。大三島へわたり、大山祇神社。

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【三原フェリー】

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【耕三寺】

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【大山祇神社】

 しまなみ街道を通り、尾道へ、浄土寺を見学。

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【尾道浄土寺】

 福山でレンタカーを返し、時間があったので、福山城を見学。

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【福山城】

9月20日~21日 鶴岡、遊佐、酒田、羽黒山
 鶴岡、致道博物館、大宝館、庄内藩校 致道館、鶴岡カトリック教会
 鶴岡、丙申堂(旧風間家住宅)、無量光院釈迦堂(風間家別邸)・・模様入りケシガラス、蜀江文ガラスを発見。

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【鶴岡丙申堂模様入りガラス】

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【鶴岡釈迦堂蜀江文ガラス】配置も違う2種類があった。

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【鶴岡釈迦堂石仏】常磐大定寄贈

 遊佐、旧青山本邸・・蜀江文ガラスを見学

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【旧青山本邸】

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【旧青山本邸蜀江文ガラス】

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【旧青山本邸模様入りガラス付き行灯】

 酒田、本間美術館、本間家旧本邸別館、旧白崎医院、旧鐙屋
 羽黒山、出羽三山神社・・蜂子皇子像(御開帳)を拝観。

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【出羽三山神社内蜂子神社】

その2に続く

今年を振り返って(平成26年)その2

9月27日~28日 日光、塩原、那須、宇都宮
 日光、田母沢御用邸・・蜀江文ガラスのある御展望室が期間限定の為見られず。日光真光教会・・ステンドグラス

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【日光田母沢御用邸3階展望室】

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【日光真光教会ステンドグラス】

 塩原、塩原御用邸御座所
 那須、青木周蔵別邸、山縣有朋記念館・・ステンドグラス、松方正義別邸・・見つからず

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【青木周蔵別邸】

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【山県有朋記念館】新館2階にステンドグラスがあった

 宇都宮、佐貫石仏、大谷寺、大谷資料館、栃木県庁・・ステンドグラス

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【佐貫磨崖仏】

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【大谷資料館】

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【栃木県庁ステンドグラス】

10月4日 松山
 愛媛県美術館『空海の足音 四国へんろ展』、愛媛県庁、萬翠荘、道後温泉本館

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【愛媛県庁階段室のステンドグラス】

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【萬翠荘2階のステンドグラス】

10月10日~12日 長崎、福岡
 長崎、長崎歴史文化博物館・・奉行所の建物を復元したもの。長崎県立長崎図書館、
 長崎、諏訪神社、興福寺、崇福寺、眼鏡橋、浦上天主堂、夜ロープウェーで稲佐山山頂へ

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【崇福寺護法堂】

 長崎、大浦天主堂、グラバー園・・模様入りケシガラスを発見。孔子廟、長崎県美術館、出島、丸山町

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【グラバー邸模様入りガラス】

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【出島カピタン部屋内部】

 長崎、亀山社中記念館・・絵入りケシガラス。他山手地区の洋館を見学。
 小郡、九州歴史博物館『福岡の神仏の世界』、観世音寺、都府楼跡。

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【九州歴史資料館内庭】

 福岡、福岡市博物館『九州仏』

10月17日 江戸東京たてもの園
 高橋是清邸・・模様入りガラスが蜀江文のほかにも1種類あることを発見

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【高橋是清邸1階窓】

 

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【高橋是清邸模様入りケシガラス】

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【高橋是清邸蜀江文ケシガラス】

10月25日 新潟県
 湯沢でレンタカーにのり、十日町の大棟山美術博物館・・臨時休業のため外から色ガラスを見る。

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【大棟山美術博物館2階窓】

上越市、旧師団長官官舎・・明治43年の洋館、高田城、上越市総合博物館、小林古径邸
柏崎市、史跡飯塚邸、貞観園・・平安前期の仏像があるのだが、未公開。

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【貞観園】

11月7日 会津若松
 福島県立博物館『みちのくの観音菩薩さま』 会津若松市役所、市内散策

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【会津若松市役所2階窓】

その3に続く

今年を振り返って(平成26年)その3

11月21日~24日 京都、神戸、四国、山陽道
 大津、大津市歴史博物館『三井寺仏像の美』
 園城寺、光浄院客殿、勧学院客殿、観音堂、唐院大師堂、文化財収蔵庫

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【園城寺勧学院客殿コピー障屏画】

 京都国立博物館 知新館、龍谷ミュージアム『二楽荘と大谷探検隊』
 神戸、新港貿易会館、北野の英国館、萌黄の館・・ステンドグラス

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【新港貿易会館玄関ステンドグラス】

 神戸からレンタカーで明石大橋を渡り、徳島県立博物館『空海の足音 四国へんろ展』
 高松、香川県立ミュージアム『空海の足音 四国へんろ展』
 丸亀、丸亀城、瀬戸大橋を渡り倉敷へ。

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【与島より瀬戸大橋】

 倉敷、中国銀行倉敷本町出張所・・ステンドグラス

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【夜の中国銀行倉敷本町出張所ステンドグラス】

 牛窓、海遊文化館・・色ガラスを見に、しかし新しかった。

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【海遊文化館の色ガラス】平成の初めの改修の時入れ替えたらしい。

 小野、浄土寺・・大学2年の夏以来
 加西、一乗寺
 加古川市、加古川図書館・・ステンドグラス、鶴林寺

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【加古川図書館2階の窓】もと公会堂だった建物。

 神戸舞子公園、旧武藤山治邸・・ステンドグラス、旧木下家住宅・・エッチングガラス、舞子ホテル・・玄関のステンドグラス

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【武藤山治邸ステンドグラス部分】

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【旧木下家住宅エッチングガラス】

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【舞子ホテル2階のステンドグラス外部より】

 六甲山ホテル・・旧館のステンドグラス、神戸の夜景

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【六甲山ホテルステンドグラス部分】

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【朝の六甲山ホテルからの遠望】神戸空港方面

 和歌山市、和歌山県立博物館『熊野ー聖地への旅ー』
 南海電鉄、田尻歴史館・・二回目のステンドグラス見学、岸和田城、高師浜駅、浜寺公園駅

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【田尻歴史館風呂場ステンドグラス】

11月27日 多摩
 多摩美術大学美術館『祈りの道へー四国遍路を土佐のほとけー』、富沢家

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【富沢家庭園の紅葉】

12月6日 群馬県東部
 館林市、旧秋元別邸、上毛モスリン事務所

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【旧秋元家洋館】神田駿河台にあった

 太田市、中島知久平邸・・ステンドグラス

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【中島知久平邸ドアランマのステンドグラス】

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【中島知久平邸客間内部の現状】

 伊勢崎市、旧群馬県蚕業取締所境支所・・ステンドグラス
 前橋市、前橋市蚕糸記念館、荻原朔太郎記念館
 埼玉県川島町、遠山記念館

12月20日 日光、栃木市
 日光、田母沢御用邸・・蜀江文ガラスをやっと見学。大変なことに気がついた。

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【日光田母沢御用邸展望室内部建具の模様入りガラス】

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【日光田母沢御用邸展望室ガラス詳細】塗料が一部はげている。

 日光、日光物産館にて食事

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【日光物産館】

 栃木市、塚田歴史伝説館・・朝鮮仏、模様入りケシガラス

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【塚田伝承館にあった朝鮮仏】

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【塚田伝承館の住宅のランマ】

 栃木市、横山郷土館・・蜀江文ガラスがあるが休館で見られず。岡田記念館・翁島
 栃木市、あだち好古館・・蜀江文、花菱文ケシガラスを発見

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【あだち好古館の蜀江文ガラス】便所の扉に花菱文のガラスもあった

12月23日 宇都宮
 宇都宮、旧篠原家住宅・・2種類の結霜ガラス、栃木県立図書館・・田母沢御用邸関係の図書を閲覧。

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【旧篠原家2階の窓】結霜ガラス

12月25日 凸版印刷
 印刷博物館・・印刷について調べるが、結果がでず。疑問だらけで年越しになりそうです。

今年は、前半は、コピーの製本と、データの入力で、ブログの更新もままならず、また、仏像も半跏趺坐に関する問題もまるで進展せず、学会の自浄能力に疑問符がつき始めています。
こうなると、前面に出なければならないのかもしれません。多くの研究者が“裸の王様の家来”を決め込んで、論文に坐法についての言及を意識的に避けてみたり、以前の論文の訂正もしないで、こそこそと修整をしているようです。そんなことをしていると、それがばれたときどう言い訳をするのでしょう。
それこそ大変なことになると誰も感じていないようです。

というわけで、もうひとつのテーマである板ガラスの歴史研究の一環として、模様入りケシガラス探訪の旅の一年でした。特に、蜀江文ガラスは、関東、東北地方にしか今の所、見いだせません。発祥が長崎という記録があるのに、関西方面の実例が実に少ないのです。
いったいどういうことなのでしょうか。やはり、この加工をしているガラス加工屋を見つけなければどうにもなりません。
史料もなく、もう知っている業界人もみつからなくなっているようで、丹念に足で探さなければならないようです。
ところが、年末になって、田母沢御用邸の蜀江文のガラスがケシガラスではなく、印刷だったことが判明。印刷の歴史を調べるハメになってしまいました。これも大変な問題を見つけてしまいました。

いやはや、課題ばかり残した一年でした。
読者の皆様、よいお年を!

2014年12月 7日 (日)

群馬県東部の旅

 一応今年最後の旅をしてきました。今回もガラス・建物探訪の旅です。

まずは、車で東北自動車道を走り、館林ICを降りて、つつじが岡第二公園に行きました。

その公園内にあるのが旧秋元別邸です。館林藩主だった秋元氏の和館です。明治末年の建立です。その横に洋館がありますが、これは神田駿河台にあった秋元邸を移築したものだそうです。

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内部には入れませんでしたが、外部から様子は見られました。和館の一部に泡入りガラスがあるところを見ると、明治のガラスかもしれません。ここには模様入りケシガラスはありませんでした。

すぐそばに、上毛モスリン事務所という洋館があります。明治41~43年の建立だそうです。ここは、窓硝子はすべて入れ替えられているようでした。

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車で30分ほど走ると、太田市(旧境町)の利根川沿いの集落に、長い土塀が見える一角が中島知久平邸です。今回、是非見たい建物でした。

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中島知久平といえば、あの中島飛行機の創設者です。両親のために昭和5年に建てました。敷地面積10,000㎡という広大な敷地を四周土塀で囲んだ大豪邸です。

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しかし、戦後GHQの将校倶楽部になったり、昭和22年カスリン台風の為に床上浸水したりして、建物は荒廃してゆき、とうとう空家になり、平成21年に太田市の所有となりました。

平成25年に戦後増築部分を解体したり、改修工事を施して、今年6月に一部公開にこぎつけました。まだ、改修はほんの一部で、そのため公開も玄関応接間に限られています。

その応接間は2間あって、それぞれの窓のランマにステンドグラスが嵌まっています。

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また、内部のドアのランマにもステンドグラスがありますが、何故か一方が壁になっており、これが当初からそうなっていたのか、不思議です。

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このステンドグラスの作者は、玲光社東京店の三崎彌三郎だとパンフレットに書かれています。今まで、三崎の作品だと言われていた作品では、入間市の石川組製糸西洋館十河信二邸を見たことがあります。

この3ヵ所のステンドグラスを改めて見てみると、たしかに田辺千代氏が書いているように、線に鋭角な箇所を表現している特徴的なデザインになっているのがわかります。

客間棟と居間棟は中に入れませんが、外部から中を見ることができます。

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それぞれ贅を尽くした装飾をほどこしています。しかし、昭和22年のカスリン台風で浸水した部分の線が襖にわかるほどで、それから何の補修も施していなかったことがわかります。

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市が財政難で、すべての改修ができないことはわかりますが、あまりにも無残な姿をさらすのはいいことなのでしょうか。改修するためのアピールにはなるのでしょうが。

つぎに行った、旧群馬県蚕業取締所境支所です。門の表札には東部電気株式会社の名がありますが、立入禁止のカンバンは伊勢崎市になっているところを見ると、現在は市の所有になった建物のようです。

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その玄関のランマにステンドグラスが嵌まっています。建物に近づけないので、望遠で見ると、よく残っていました。是非内部から見てみたいステンドグラスです。

車を前橋まで走らせ、敷島公園ばら園の中に前橋市蚕糸記念館という洋館と、萩原朔太郎記念館という建物があります。

その中で、3棟ある萩原朔太郎ゆかりの建物うち、離れ座敷という部屋1つしかない建物のガラス戸に結霜ガラスが嵌まっていました。この建物は明治25年の建立だそうですが、おそらく当初はガラス戸はなく、かなり古い時代の改修で取りつけたもののようです。

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時間も押してきたので、群馬会館のステンドグラス、臨江閣の建物はパス。

関越自動車道から圏央道に分岐し、川島ICで降りて、遠山記念館へ。ここは、40年前に一度訪れたことがありますが、博物館のロビーのテンペラ画に記憶がありました。あとでパンフレットを見てみると、この美術館の建物は今井兼次の設計だそうです。

むしろ、遠山邸の建物に興味があったのですが完成が昭和11年なので、窓ガラスには期待しませんでしたが、この頃になると、かなり大板のガラスが嵌められてきたのがわかります。

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今回の、目玉はやはり中島知久平邸です。公開して間もないので、まだ、世間にあまり知られていないようです。もっと注目されて、これからの改修のあり方、保存・利用の方法などを議論されていくことを期待したいとおもいます。

2014年12月 2日 (火)

3泊4日の旅(第4日目)

 朝、朝食の前に屋上に上って、神戸の町並みを俯瞰してみると、神戸の地形が確認できました。

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泊まったのは、木造の旧館で高原リゾート地のホテルのような実感でした。

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送迎バスでJR六甲道駅まで送ってもらい、新大阪で荷物をコインロッカーにいれ、特急くろしお号で和歌山へ。

和歌山城の大手門までバスで行き、お城の半分をまわって、和歌山県立博物館へ。

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「熊野ー聖地への旅ー」展を見学。熊野速玉大社の神像に再会。和歌山県博の展覧会は、調査の成果をすぐに出してくれることが新鮮で、今回も新しい発見を期待したのですが、彫刻ではあまりありませんでした。ひとつ、気になったことは、熊野本地曼荼羅に清水寺式千手観音像が描かれているものがあることです。これも熊野本地曼荼羅すべてでそうなっていないというのは、どう解釈したらいいのか、とまどっています。

南海線和歌山市駅から、各駅停車で、吉見ノ里で下車。田尻歴史館に再訪。以前撮った写真に失敗したカットがあったので、取り直しに行きました。ちょうどお昼どきだったので、広間のテーブルには食事している客がいて、気をつかいながら撮ってきました。和館の風呂場にもステンドグラスがあったのを今回、はじめて発見しました。

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また南海電鉄各駅で、蛸地蔵で下車。この駅舎のステンドグラスは以前撮ったので、そこから、岸和田城までは、5分ほどの距離でした。

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岸和田城は堀の回りを10数分で一周できるくらいのこぢんまりとした城です。天守と門、櫓も再建ですが、周囲が堀で囲まれているので、お城らしい雰囲気は感じられます。

南海電鉄の駅舎に嵌まっているステンドグラスで見落としているのが、高師浜駅です。羽衣から、支線で2つめの終点にあります。駅におりて、駅舎のステンドグラスをすばやく撮って、すぐ乗ってきた電車にまた飛び乗りました。

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そして、駅舎として、古い建物として残っている。浜寺公園駅で下車。この建物は明治40年辰野金吾・片岡安が設計した建物です。

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そんなこんなで、難波に着き、心斎橋を散策して、新大阪へ。

今回の旅が3泊4日になったのは、最初は、四国がメインだったのを、急遽1泊ふやして、大津・京都を追加したためでした。しかし、園城寺をじっくり見られたのは、成果でした。

おまけに、これで、日本三大夜景の長崎と、神戸を制覇し、あとは函館だけになりました。また、現存天守閣のあるお城12の制覇も、あと3つを残すだけとなりました。

そして、仏像、ステンドグラス、お城は存分に見ることができましたが、今回の旅行で「模様入りケシガラス」だけはひとつも見ることができませんでした。神戸に一ヵ所あることは、確認できたのですが、そこはいつでも見られないのが残念でした。

この模様入りケシガラスは、何故か関西方面にはその例がなかなか見つかりません。使われているのは、関東から以北しか確認できていません。いったい何故なのでしょう。いまだにその疑問が解決できません。

2014年12月 1日 (月)

3泊4日の旅(第3日目)

 朝、朝食の前に、倉敷川沿いを散策し、中国銀行のステンドグラスを明るい時間にもう一度見学。

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宿はアイビースクエアだけあって、蔦が紅葉していましたが、いまいちでした。

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さっそく、車で、まずナビに登録したのは、牛窓にある海遊文化館です。港のそばにその建物はありました。もと警察署だった建物を、だんじり展示と朝鮮通信使資料室として、展示していました。中の展示はまったく興味がなく、窓に嵌まっている色ガラスが気になって見にきたのでした。よく見ると、透明ガラスにはうすく模様があり、色ガラスはオパールセントグラスですが、1種類のみで、館の人に聞くと、平成に改修したときにガラスを入れ替えたそうです。

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しかし、建物は明治30年頃ということで、もとのガラスが残っていれば貴重な資料になったのにと、残念な気持ちになりました。

車は、山陽道を走り、三木小野ICで降りて、浄土寺へ。大学2年の時以来です。その時は電鉄小野から行きはタクシーで着きましたが、帰りは夏の暑い日、1時間ほどひたすら歩いた記憶があります。堂内はほんとに、阿弥陀三尊のみしかありません。この広い空間は何なのでしょうか。

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一乗寺は初めての訪問です。宝物館はあるのですが、未公開でした。

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そして、加古川図書館へ、もと公会堂だった建物です。2階正面の半円形の窓にステンドグラスが嵌まっています。

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すぐそばに鶴林寺があります。鶴林寺も大学2年とき以来です。数駅しかないローカル線に乗って行ったはずですが、時代の流れを感じます。

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ひたすら、海岸沿いの道を走り、明石大橋の下にある、舞子公園へ。そこに移築された武藤山治邸へ。ここには、ステンドグラスがあります。写真で見るのと随分印象がちがいました。実際は、オパールセントグラスで、不透明な窓になっていました。

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車を公園に於いて、山に登ると、旧木下家住宅があります。昭和16年に建てられた和風住宅です。ここは、エッチングした窓硝子がありました。

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舞子駅からすぐの所に舞子ホテルがあります。洋館をホテルにした建物で、ホテルといっても今は結婚式などの宴会に使われることが多いようです。その玄関の両袖に、ステンドグラスがあります。そのほかの窓にもステンドグラスがありますが、ホテル内には入らず、外観のみの鑑賞でした。

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新神戸でレンタカーを返して、地下鉄と阪急で、六甲駅へ、ホテルの送迎バスで、3日目の宿泊先の六甲山ホテルへ。うねった山道をあえぎながら、25分ほどで、ホテルへ。もう日が落ちて、ホテルの屋上の夜景スポットへ。

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なぜ、六甲山ホテルなのかというと、この旧館の2階のロビーの天井にステンドグラスが嵌まっているからです。でも、ガラスにゴミがたまっていたり、中の照明もまだらで、これだけのホテルにしては、もっと手入れしてもいいのではないでしょうか。せっかくの売りが台無しです。

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