また茶房早稲田文庫
そういえば、茶房早稲田文庫にもステンドグラスがあったっけ。写真を見ると、もうだいぶ時間がたってからのもので、色がかなりあせてしまっています。これは、建具を直すときに、徳本先生にガラス絵を書いてもらったものです。このとき、建具屋さんと打ち合わせして、ガラスのはいる溝や格子の形状などを決めたのですが、芸術家というのは気がよくかわるもので、徳本先生は格子がどういう形ではいるのかを考慮せずに描いたものだから、絵が完成して、いざ建具に嵌める段になって、絵と格子の位置が合わなくなってしまいました。
しかたなく、黒いビニールテープを貼ってごまかしたのでした。時間の経過とともにビニールテープがところどころ剥がれてしまっています。せっかく、先生の描きやすいようにと、段取りしたのに、つくづく芸術家とはこういう人種かと思ったものでした。
徳本先生はとても、温厚な方でしたが、いざ絵を描くということに関しては、絶対に妥協しないという姿勢を、垣間見たことがあります。それは、先生のお宅によばれて、飲んでいたときのこと、色紙を2,3枚持ってきて、筆で、絵の修正をしているのです。それは、私たちのために描いた茶房の絵でした。私はつい、興にのると一杯やりながらでも、絵をお描きになるのですか?と聞いてしまいました。すると先生は、絵を描くときは、絶対に酒は飲まない。と強い調子でおっしゃいました。私はしまった!またやってしまったとおもいました。そのとき先生に、仕事に対するきびしい姿勢を教えていただきました。
そんなこんなで、今回は新たに手にいれた茶房のありし日の写真を2枚掲載します。
写真をクリックすると画像が大きくなります。なつかしさを満喫してください。
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