山寺・多賀城・松島旅行
24日・25日と旅行をしてきました。今回は毎年恒例の高級旅館一泊旅行という仕事です。旅程は以下のとおりです。
- 24日
- 仙台まで新幹線→仙山線で山寺へ→奧の院まで踏破
- 仙台にもどり→東北本線で国府多賀城駅へ
- 東北歴史博物館で『東北の群像』展へ→多賀城廃寺
- →多賀城碑→多賀城→東北本線で松島駅→タクシーで宿松庵へ
- 25日
- 松島より島めぐり観光船に乗る→瑞巌寺→円通院→五大堂
- 藤田喬平美術館→高城町駅→仙台→新幹線
山寺の紅葉は奥の院がちょうど見頃でした。
電車で山寺のひとつ仙台よりの駅、面白山高原駅付近の車窓。途中下車したくなるような、紅葉真っ盛りでした。
東北歴史博物館の特別展は水神社の鏡像と、新潟・瑞光寺の聖観音が注目でした。水神社の鏡像は非常に精緻にほられています。よく線刻が薄れないで残っています。
以前から、気になっていた東北歴史博物館のガラスベンチ。ガラスを縦に貼り合わせています。ガラスの特性を無視した設計屋さんの発想です。よく考えたと感心しているのです。
宿の松島佐勘/松庵は松島中心部から人里はなれた、半島の突端にある11室しかないこじんまりした旅館です。部屋からは入江が見渡せます。お忍びで行く旅館かな。
松島遊覧船の島めぐりです。これでないと日本三景のひとつだと実感できないというので乗ってみましたが、芭蕉は今の遊覧船のコースを船にのって見て感動したのかな?
瑞巌寺の本堂は改修工事中なので、庫裏のみの拝観です。西国三十三所の石仏の中の清水寺千手観音です。ちゃんと二手を頭の上にあげていますが、化仏をもつという表現をしています。
宝物殿には、木造の清水寺式の千手観音坐像がありました。これは由来がよく判明しているようです。
藤田喬平美術館はホテルの敷地内にあります。あまり期待してはいなかったのですが、藤田喬平の代表作が展示されていました。入場料1000円はちと高いとおもいましたが、なんと、展示物の写真はすべてOK。こんなサービスのいい美術館はありません。
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