今年をふりかえって
今年もあとわずかです。この一年いろいろな所へ出かけましたが、相変わらずの駆け足旅行でした。数多くの仏像、ステンドグラス、建物、などなど見てきましたが、年を重ねるにつけ、その感動が薄くなってきます。何かひとつでも、心に残ったものがあれば、その旅行は成果があったと思うのですが、それも、思い出せなくなっています。もっと気をはって行かなければとおもいます。
1月10日~11日 佐賀、熊本旅行
やはりこの旅行の目的は石貫穴観音の千手観音像でした。予想に違わずじっくりと見ることができました。三脚もわざわざ準備していったのですが、どうも写真がうまく撮れませんでした。近くの石貫ナギノ横穴もじっくりと見られませんでした。再チャレンジをしたいとおもっています。
熊本城はこれから、櫓などの建物の復元工事が進むとますますお城らしくなっていきます。また数年後に行くと、違った印象になっているかもしれません。たのしみです。
4月11日 長野善光寺、別所温泉、大法寺、修那羅峠
善光寺前立本尊の御開帳の年にあたった今年の善光寺は大盛況だったようです。おかげで、御開帳本尊にはお目にかかれませんでしたが、長野市内をゆっくりと歩いてみるのもいいかなと思ったりしています。
大法寺は、やはり目がありませんでした。
善光寺の参道にある藤屋旅館ステンドグラス。どうも新しいものか、相当補修がはいったいるようです。デザインはいいのですが。
5月23日~24日 国会図書館関西館、田尻、吹田、京都
この旅行は国会図書館関西館と、関西のステンドグラスを見るための旅でした。田尻歴史館のステンドグラスは、これだけの数を一カ所で見られるのはないとおもいます。また、西尾家住宅は今年重要文化財に指定されました。建物としては、それほど特徴のあるものではありませんが、これで、整備されるともっとよくなるとおもうのですが。
京都七条通の富士ラビットビルのステンドグラス。1階のなか卯に嵌っているもの。おそらくT型フォードを描いています。
このビルの2階は喫茶店になっているようです。今度は2階でコーヒーでも飲みにいってみましょうか。
8月13日 神戸、奈良、京都
お盆中なので、日帰りでした。小磯記念美術館での亀高文子展を見たいための旅でした。亀高文子という女性の生き様を知りたかったのです。予想に違わず、すばらしい女性でした。展覧会に展示してあった、中山岩太が撮影したポートレートに心うばわれました。中年の頃の写真でしたが、実に気品のある表情をしていました。中山岩太写真集かこの展覧会のカタログに載っています。
9月21日~22日 益田、大寺薬師、仏谷寺、大山寺、足立美術館
益田で開催の石見の仏像展にかこつけて、もう一度、島根の仏像を見る旅になりました。大寺薬師は、予想どおりでしたが、仏谷寺は一体が展覧会にために寺になく、これを主に見たかったのにちょっとがっかりでした。また、禅定寺を見たかったのですが、これも秘仏のためかなわず、いささか消化不良でした。
10月10日~11日 和歌山、神戸、京都、滋賀、比叡山
どうしても、前回の亀高文子展で見のがした絵を見に、再度小磯記念美術館に行ってきました。亀高文子に再会できて実に満足でした。滋賀は、念願かなって、崇福寺跡、香炉岡石仏を見ることができました。昔、崇福寺跡の近くで一月ほど暮らしていました。あれからどうなったということもあったのです。思い出はよみがえりませんでしたが。
10月24日~25日 山寺、多賀城、松島
やっとのことで、奧の院に近づいたところで、階段に足を踏み外し、持っていたカメラをかばったためにころんでしまいました。おまけにズボンには穴があくし、スリ傷で血がつくしで、さんざんな目にあいました。
11月28日 湖北
紅葉の最盛期を予想したのですが、今年は例年より10日ほど紅葉の盛がはやまったのと、色づきがよくなかったので、はずれでした。鶏足寺参道の真っ赤に染まった様子が見たかったのですが。
石道寺前の紅葉がこの辺では一番だったようです。
丸二テグスの旧本社ビルの入口ランマのステンドグラス。
「旅行」カテゴリの記事
- 小浜散策(2017.10.17)
- 関西仏像旅(2017.05.07)
- 安土・神戸・姫路の旅(2017.03.20)
- 豊橋、浜松の旅(2017.02.19)
- 京都・道明寺・南山城の旅(2017.01.29)



コメント