奈良・京都旅行
21日は奈良、22日は京都と旅行してきました。しばらく間が開いてしまいましたが、やっと書く気になりました。
例によって、旅程をのべます。
- 21日
- 法隆寺(大講堂→上御堂→宝物館→東院)→
- 薬師寺(金堂→講堂→東院堂→玄奘三蔵院)→
- 唐招提寺(金堂→講堂→宝蔵→戒壇)→
- 伝香寺→氷室神社→東大寺南大門→アカダマ→泊
- 22日
- 同聚院→東福寺→即成院→泉涌寺→楊貴妃観音堂→
- 醍醐寺(霊宝館→金堂→五重塔→三宝院)
- 大報恩寺→二条城→京都駅
今回は、法隆寺上御堂が、3月いっぱい開いているので、それが目当てでした。大講堂は修理中で足場で覆われていましたが、その足場がなんと丸太で組んでいました。これはすごいものを見ました。
金堂はライトがはいったので非常によく見えました。宝蔵殿にはいると、いつもの仏像がありましたが、ある程度視点をしぼって見ると、新しい発見があるものです。これはまたにしておきます。
法隆寺の近くの藤ノ木古墳の石室の中に入れるというので、行ってきました。地元のボランティアの説明で、いたれりつくせりです。この近所にできたばかりの町営の「斑鳩文化財センター」なる施設も見てきましたが、いまだにこういう箱物を造っていました。こういう施設は、見学者をもう一度来させる工夫がありません。一回限りの施設です。あとはどうなるのでしょう。
薬師寺の東塔もしばらく見納めと思って見ていたところ、点検なのでしょうか、扉が開いていたので、さっと写真をとりました。東塔の垂木など、よく見るとかなり腐植がすすんでいるようです。
東塔が修復なって、また見られるまで生きていられるのかな。興福寺中金堂は平成30年竣工の予定だそうで、これも、心配になってきたな。
唐招提寺はむかしの金堂が見られましたが。
奈良市内にある、伝香寺のご開帳に行ってきました。ここは地元の人の手配でやっているようでした。写真はすべてOKでした。もっともお参りしている方がいるときは、エチケットとしてバチバチしないのが礼儀です。
まだ日が高かったので、氷室神社のしだれ桜を堪能してきました。この桜は早咲きで、今が満開でした。
泉涌寺の桜も満開のが一本ありましたが、さすがに、醍醐寺は桜ではぬきんでています。これは、霊宝館のしだれ桜、これが醍醐寺の中では寿玉です。三宝院のしだれ桜は、これからのようです。
それにしても、醍醐寺はあと一週間もすれば、見頃になるのは確実です。醍醐寺は霊宝館以外で仏像が見られるので行きましたが、図録がありませんので、資料にはなりませんでした。
大報恩寺にいくと、本堂で法要をしていました。外陣にすわると、「仏遺教経」のプリントをわたされ、お経を唱和してきました。お経がやけに高音だなとおもったら、若い尼さんの声でした。意外と高音は通るものです。
本尊の行快作の釈迦如来像が見られるとおもったのですが、かなわず、宝物館の六観音像をじっくりと見てきました。
まだ、帰りの電車には時間があったので、二条城に行きました。中学校の修学旅行以来です。それでも、これだけすばらしい建物、絵画があるのですから、もっとじっくり見てもいいのかなとおもいます。
それにつけても、これだけの見学者が建物を踏みつけていくので、廊下の板にしてもかなり傷んでいるのがわかります。
どうするのかな。
今回は、いつでも見られるようなメジャーなお寺をまわりましたが、ある程度テーマをもって見ていくと、新しい発見があるような気がしたのですが、意外と、いつも見ている仏像でも気がつかなかったことが見えてきました。こんな話はまた、少し整理してからにしましょう。
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