京都・滋賀・奈良の旅(第1日目)
10月8日~10日に旅行してきました。今回は、3回に分けて、ご報告します。
まずは、第1日目
京都駅から、嵯峨野線に乗り換えて、嵯峨嵐山駅で下車。徒歩でまずは、大河内山荘へ。
大河内伝次郎という役者は、すごい人物です。これが一個人が造った庭園とは、ただただ驚きです。
紅葉の時期に是非とも訪れたいところですが。
そこから、渡月橋をわたり、阪急で、松尾大社へ、神像3軀をまじかに拝観。この神社の境内にはいたるところに庭園があり、すべて、重森三玲の作だそうです。いささか食傷ぎみですが。
さらに、阪急で大山崎下車、お迎えの車で、アサヒビール大山崎山荘美術館へ。
この洋館には、ステンドグラスが嵌っていましたが、透明に近い色硝子を使っており、教会のステンドグラスを思わせるデザインで、住宅にはちょっと違和感がありました。
この美術館の新館部分は、安藤忠雄の設計なのですが、円形の展示室を地下に埋め、そこに行く通路に長い階段を造っています。外観は、木々の中に埋もれていますが、この階段が安藤のアピールするところなのでしょう。
この、美術館のすぐとなりには、宝積寺があります。美術館からは、三重塔の相輪が見え隠れしています。
宝積寺には、閻魔大王以下眷属像が4軀あり、なかなか優れた仏像でした。
そこから、今度は、JR山崎駅より、京都へもどり、そこから徒歩で西本願寺方面へ、住所をたよりに、龍谷ミュージアムをさがしたところ、なんと、西本願寺の目の前にありました。
これが、大学附属の博物館かと信じられないくらいの設備です。展示スペースも広くとってあり、地下の中庭やエントランスホールも、じつにゆったりとした空間を確保しています。そして、ショップや喫茶店まであり、観光スポットを意識しているようです。普通の都道府県レベルの博物館とすこしも遜色がありません。
まして、展示内容も、大学で所有しているものもかなりあるようで、しかも、宗派系列の寺院からの展示も多く、見せる物には、事欠かないのかなといった印象でした。
いそいで、京都駅にもどり、近鉄で奈良へ。
夕方、5時すぎに到着し、すぐに、“アカダマ”へ。6時閉店なので、客が少なくなったところで、室内の写真を撮らしてもらいました。今年中に、もう一度奈良に来られるかわからないので、最後のコーヒーになるかもしれません。
マスターとも、40年も通っていながら、ほんのちょっとしか話をしていません。でも、帰り際にマスターから、記念品をいただきました。
長い間ご苦労様でした。また、どこかで、お会いすることがあるかもしれませんね。
と言って、アカダマを後にしました。

もうひとつ、奈良で気になっている場所、日吉館がどうなっているのかでした。

建物は、もう奇麗に竣工していましたが、2階部分のテナントを募集していました。
ということは、1階部分は、もうテナントが決まったのでしょうか。
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