宮越邸ステンドグラス異聞補遺
もう少し、ハゼノキとケヤキの違いについて、調べた結果をご報告します。N君より、谷中の天王寺の前にハゼノキがあるよ とご教示いただきまして、いつも通勤の道ながら、改めてみてきました。ここのハゼノキは、まだ葉すべて落ちていなかったので、葉の形状がよくわかりました。たしかに、奇数羽状複葉で対生です。上野公園には、ケヤキが多く生えているので、葉の形状がまだ残っている木をさがしました。これも植物図鑑のとおり、単葉、不分裂葉、互生であることが確認できました。
下はハゼノキの葉
下はケヤキの葉
そういえば、今年の春、寛永寺根本中堂の隣の民家の塀ごしに、白い花が咲いていたのをおもいだしました。ひょっとして、ハクモクレンだったのではと思い、撮りためた画像をさがすと、たしかにこれは樹木図鑑にあるハクモクレンでした。現在は、葉がまだ残っているものの、花の芽はもう上を向いて固くむすんでいました。これから、葉が落ちて、暖かくなると、白い大きな花をさかせるのでしょう。
ハクモクレンの今
« 宮越邸ステンドグラス異聞 | トップページ | ルイス・C・ティファニーのステンドグラスから »
「ステンドグラス」カテゴリの記事
- 瀧山邸のステンドグラス(2024.09.11)
- 文化のみち二葉館のステンドグラス(2024.08.07)
- 戦前刊行のステンドグラス図案集から(2024.06.07)
- 旧須藤邸 ステンドグラス編(2022.10.06)
- 橋本の香(旧三桝楼)のステンドグラス(2022.05.02)
コメント